爽やかな秋晴れとなった秋分の日に、長野市内のホテルで講演会を聞いてきました。講師は私が小学生の頃から憧れていた元プロ野球選手の桑田 真澄氏です。彼の今までの野球人生をたっぷり90分間拝聴しました。彼は自分の人生は一言でいうと『挫折の連続』だとおっしゃいました。高校生のころかKKコンビとして甲子園のスターになり、ドラフト会議で電撃の巨人から1位指名をされ、現役通算173勝を収め、40歳にしてメジャーに挑戦してニューヨークヤンキースタジアムで見事、メジャー登板まで果たした輝かしい歴史を持つ男です。彼の野球人生の裏には小学生時代のいじめ。高校進学にあたり進路指導の先生と意見が合わず、中学3年の冬に転校を余儀なくされたこと。PL学園入学時は毎日がつらくて、泣きながら母親に部活を辞めたいと懇願したこと。巨人時代の不運な怪我。野球とは関係ないところからマスコミの批判など・・・。そのたびに彼は『短時間集中型努力』と『自分らしさ』を武器に這い上がってきました。野球には表と裏があり、それぞれがバランスよく両立していないと試合に勝てませんが、人生も表と裏の努力が必要だと熱いメッセージをいただきました!
写真の色紙には『野球道』と書かれ、それが彼の『人生道』だそうです。いつかまたユニホームに袖を通したいと語っていただきました。オレンジ色のあの球団じゃなくてもその日を見たいです。
生きるパワーをたくさんいただいた1日となりました。桑田さん、ありがとう!!
2017-09-26 13:13:08